9月のレッスンはイタリアンのハーブをテーマにしたレッスンでした!
イタリアンのハーブというと「バジル」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、
今回メインでお伝えしたのは、パセリをつかった「グレモラータ」という薬味的なもの。
元々はロンバルディア州の子牛のスネ肉の煮込み「オッソブーコ」の仕上げに加えるものですが、
焼いた肉や魚に乗せても美味しいですし、パスタに混ぜても◎。
さらには和え物系のサラダに混ぜても爽やかさが加わり、ひと味違った美味しさになります。
本来はイタリアンパセリ、柑橘の皮、にんにくをみじん切りにして合わせたものが一番シンプルな作り方ですが、
今回は日本でも作りやすくカーリーパセリを混ぜて、にんにくにもひと工夫。
冷凍保存も効く、使いやすいものに仕上げました。
〜9月のレッスンMenu〜
*グレモラータ
*いちじくとグレモラータのブルスケッタ
*きのこのバルサミコマリネとルッコラのサラダ
*秋野菜のカポナータ
*豚ヒレ肉のスカロッピーネ グレモラータソース
*カモミールパンナコッタ ゴールデンキウイソース
いちじくとグレモラータのブルスケッタ
マスカルポーネチーズを使ってミルキーに。
いちじくの優しい甘みとグレモラータのほんのりとした塩気が絶妙なおつまみです。
きのこのバルサミコマリネとルッコラのサラダ
ほろ苦いルッコラに、ほんのり甘く仕上げたきのこのマリネを合わせていただくと、
苦味も和らぎとてもよく合います。
秋野菜のカポナータ
こちらは仕上げにバジルを加えますが、グレモラータを添えて混ぜながら食べても美味しい。
秋の美味しい茄子、蓮根、カボチャを加えました。
じっくりと野菜の旨みを引き出すのがポイント。シャキシャキの蓮根の食感も楽しいです。
カポナータは調味料で甘酸っぱく仕上げます。ラタトゥイユの「トマト煮」とは全く違った考え方。
豚ヒレ肉のスカロッピーネ グレモラータソース
メインのお肉は究極にシンプルに味わっていただけるものを。
グレモラータの風味が引き立つよう、オリーブオイルでシンプルにソテーした豚ヒレ肉で。
カモミールパンナコッタ ゴールデンキウイソース
デザートはカモミールの香りをつけたパンナコッタ。
優しく甘いカモミールの香りとゴールデンキウイのソースを合わせました。
ゼラチンの量をできるだけ少なめにして、ふるふるの仕上がりに。
食後のハーブティーはエネルギッシュな赤い色のティーに。
ハイビスカス、ダンデリオンルート、ローズマリー、オレンジピール
夏の疲労回復とデトックスが期待できるブレンドです。
お食事と合わせたワインはイタリアヴェネト州のもの。
Balan Estates Pinot Grigio 2023
繊細で爽やかな柑橘系の香りに後味のほんのりとした苦味。
今回のお料理には特にグレモラータを使った2品との相性が良いワインでした。
ちなみに、9月のオンラインレッスンは対面レッスンのメニューの中から3品を選んでレッスンしました。
*いちじくとグレモラータのブルスケッタ
*秋野菜のカポナータ
*豚ヒレ肉のスカロッピーネ グレモラータソース
オンラインレッスンはサブスクでご登録して参加していただいています!
9月もご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
10月もたくさんの方のご参加をお待ちしています。